Haisui-O-3

OZAC公式HPから 排水サンプルテストを依頼する

オゾン排水処理のイメージ画像2

Haisui-O-3

化粧品工場で活用されるオゾン排水処理

※このサイトはエンバイロ・ビジョン株式会社をスポンサーとしてZenken株式会社が運営しています。

化粧品工場の排水処理では、「界面活性剤で乳化した油分が凝集剤で分離しにくい」「色素や香料の成分が抜けきらない」「処方変更のたびに水質が変わり、管理が追いつかない」など、対応に苦慮する現場があります。このページでは、化粧品工場特有の排水課題を整理したうえで、オゾン排水処理システムによる処理の仕組みと、課題別の有効性を紹介します。

化粧品工場の排水処理の一般的な
方法とフロー

化粧品工場の排水は、洗浄工程・原料タンクの切替・不良品廃棄など、由来の異なる汚れが混ざりやすいのが特徴です。多くの現場では、排水の性状や処理目標に応じて、以下のような工程を組み合わせて処理します。

前処理(中和・油水分離)

化粧品排水は原料や工程の切替によってpHが変動しやすいため、まず中和や油水分離を行い、後段の処理に適した水質へ整えます。乳化していない遊離油分は、この段階で分離できれば後段の処理負荷を抑えられます。一方、界面活性剤による乳化が強い排水では、前処理だけで油分を十分に分離するのが難しい場合があります。

物理化学処理
(凝集沈殿・活性炭吸着)

凝集剤を用いて微細な色素や乳化油分などをフロック化し、沈殿や浮上によって分離します。溶解性の高い香料成分や一部の添加剤などは、活性炭に吸着させて除去する方法もあります。

ただし、排水の性状によっては薬剤の使用量が増えたり、活性炭の交換頻度が高くなったりするため、処理コストや維持管理の負担が課題になることがあります。

生物処理(活性汚泥法)

微生物の働きを利用して有機物を分解する処理で、CODやBODの低減を目的として広く使われています。ただし、殺菌成分や界面活性剤などの流入量が多くなると、微生物の活性に影響を与え、処理が不安定になる場合があります。

化粧品工場の排水処理で
よくある課題

化粧品工場では、原料や処方の切替が頻繁に行われるため、「油分+界面活性剤+色素+香料」など、性質の異なる成分がひとつの排水に混ざることがあります。既存の排水処理設備だけでは対応が難しいケースも少なくありません。ここでは、水質管理の現場で問題になりやすい3つの課題を整理します。

界面活性剤で乳化した油分が
凝集剤で分離しにくい

化粧品排水には、乳化剤や洗浄剤として使われるアニオン系やノニオン系の界面活性剤が含まれることがあります。界面活性剤によって油分の乳化が強くなると、凝集処理だけでは十分に分離できない場合があり、n-Hex(ノルマルヘキサン抽出物質)の低減が課題になることがあります。

加圧浮上装置を使っても油分を十分に除去できない場合は、後段の生物処理に負荷がかかり、処理全体の安定性に影響することがあります。

色素や香料の成分が
微生物では分解しにくく残る

口紅やアイシャドウ、ヘアケア製品などの製造ラインでは、色素成分や香料成分が排水に流れ込むことがあります。こうした成分の中には活性汚泥で分解しにくいものもあり、処理水に色や臭気が残るケースがあります。

色度や臭気は、排水先や自治体の基準・条例、排水に関する協定などによって対応が必要になるほか、周辺環境への影響や近隣対応の観点でも注意したいポイントです。

少量多品種・処方変更で
水質が日単位で変わる

化粧品工場は、生産ラインの切替や新製品の投入が多く、日ごと・時間ごとに排水の性状が変わりやすい業種です。CODやBODの負荷、油分濃度、pHなどが大きく変動すると、活性汚泥の管理が難しくなり、処理不良や汚泥のバルキングにつながることがあります。

設備だけでは吸収しきれない水質変動を、担当者による薬剤調整や運転管理でカバーしている現場もあります。

こうした化粧品工場特有の排水課題に対し、オゾンの酸化力を活用した排水処理システムを導入する方法があります。

メディア監修

エンバイロ・ビジョン
株式会社

エンバイロ・ビジョン株式会社のWebサイト画面

引用元:エンバイロ・ビジョン公式HP(https://www.envirovision.jp/)

エンバイロ・ビジョンが提供するオゾン排水処理システムOZAC(オーザック)は、オゾンを微細なマイクロナノバブルに溶け込ませ、水中に長く留まらせる特許技術を用いた排水処理システムです。界面活性剤で乳化した油分や、色素・香料成分をオゾンの酸化力で分解・除去します。

既存水槽への導入が可能で、大規模施設を中心に全国20施設以上(2026年3月時点)で採用されています。

※参照元:エンバイロ・ビジョン公式HP(https://www.micro-bubble-evc.com/ozac/)

化粧品工場の排水課題に対応する
OZAC(オーザック)とは

「界面活性剤で乳化した油分が抜けにくい」「色素や香料の成分が残る」「水質変動で処理が安定しない」といった化粧品工場特有の課題に対し、既存水槽のままで解決に導く排水処理システムがOZACです。

ここでは従来の活性汚泥法との違いと、OZACを導入するメリットを解説します。

OZAC(オーザック)と
従来の活性汚泥法の違い

従来法は微生物分解のみであるのに対し、OZACはオゾンによる酸化分解と微生物分解を組み合わせることで、化粧品工場特有の界面活性剤や色素成分にも対応できる点が大きな違いです。

従来の活性汚泥法による
排水処理の仕組み

注意こんな課題が…

  • 終わりなく続く薬剤・凝集剤の使用
  • 大量の汚泥産廃
  • 糸状菌の異常増殖によるバルキング現象

バルキング現象とは

排水処理で活性汚泥の沈降性が悪化し、沈殿槽で固液分離がうまくいかなくなる状態のこと。汚泥が処理水に混ざって流出(キャリーオーバー)し、処理水質が悪化します。

水中の汚れを微生物に食べさせて分解する仕組みです。界面活性剤で強く乳化した油分や、微生物が分解しにくい色素・香料成分は消化できず、処理水に色や有機物が残ってしまう弱点があります。

OZAC(オーザック)による
排水処理の仕組み

OZACによる排水処理フロー全体のイメージ
前処理

調整槽

オゾンによる分解(低分子化)

ファインバブル発生装置からオゾンマイクロナノバブルを放出。オゾンの強力な酸化力と、バブルが弾ける際の圧壊作用により、強固な有機物の鎖を微生物が食べやすいサイズにまで低分子化します。

曝気槽

高濃度酸素と
活性炭含有担体による生分解

水中のオゾンが活性炭の触媒反応で高濃度の酸素に変化。この酸素が、活性炭を含有した専用の担体に定着した微生物を極限まで活性化し、低分子化された汚れを生分解します。有害な排オゾンガスが放出されないため、密閉や無害化設備は必要ありません。

排水

促進酸化槽

AOP+UVによる
完全分解と無色化

曝気槽の後段に促進酸化槽での処理を追加することで、化粧品工場特有の色素・香料成分のさらなる高度処理が可能になります。生物処理をすり抜けた極小の難分解性物質や色素成分に、オゾンマイクロナノバブルとUV(紫外線)を掛け合わせた促進酸化処理(AOP)を実施。強力な酸化力を持つOHラジカルが、残存する汚れを水と二酸化炭素にまで完全分解します。高度な脱色と殺菌も同時に行い、厳しい放流基準をクリアする無色透明な処理水へと仕上げます。

オゾンとUV(紫外線)を組み合わせた促進酸化処理(AOP)により、微生物では分解できない乳化油分や色素・香料成分まで分子結合を破壊して分解。凝集剤や汚泥の引き抜きに頼らず、既存槽のままで水質改善を進められます。

OZAC(オーザック)の
導入メリットとは

オゾンとマイクロナノバブルで
乳化油分と色素成分を同時に低減できる

強い酸化力を持つオゾンを微小な気泡(マイクロナノバブル)に含めて水中に滞留させることで、連鎖反応が発生。強力なOHラジカルが生成されます(促進酸化処理:AOP)。

OHラジカルは、界面活性剤で強く乳化した油分や、活性汚泥では分解しにくい色素・香料成分の分子結合を直接破壊・切断し、無害な低分子へと分解。同時に、色度や臭気の低減も進みます。

活性炭含有担体で
水質変動があっても処理が安定する

水槽内に、微生物の付着基材となるブロック(活性炭含有担体)を流動させます。ブロックに含まれる活性炭が、オゾンで低分子化された汚れを吸着。内部に密集している微生物が、吸着した汚れを効率よく分解します。

担体の構造が微生物を外部環境の変化から守るため、処方変更や生産ラインの切替で水質が動いても、処理能力が落ちにくいのが特長です。少量多品種の化粧品工場と相性のよい仕組みといえるでしょう。

既存の水槽を活用して
後付けで導入できる

新たに大規模な水槽を増設するのではなく、既存の調整槽や曝気槽を活用して導入できるのがOZACの特長です。オゾンマイクロナノバブル発生装置や活性炭含有特殊担体などを既存設備に追加することで、大規模な設備工事を抑えながら排水処理能力の向上を目指せます

既存設備を活用できるため、設備全体を入れ替える方法と比べて導入時の負担を抑えやすい点もメリット。実際の排水に対する効果は水質や処理条件によって異なるため、導入前にサンプルテストなどで処理性能を確認するとよいでしょう。

OZAC(オーザック)の
導入手順

OZACを提供するエンバイロ・ビジョンでは、実際の排水を用いたサンプルテストに対応しています。処理後の水質は外部機関の分析データとともに提供されるため、導入効果の事前確認や、社内稟議の判断材料として活用できます。

  1. ヒアリングとサンプルテスト
    水質課題のヒアリング後、実際の排水をラボへお送りいただき、オゾン処理のテストを実施し効果を事前確認します。
  2. 分析結果の共有
    客観的な水質分析データをレポートとして提出。処理前後の数値を明確に可視化し、社内での比較検討に活用できます。
  3. 現地ラボテスト(デモ機設置)
    実際の現場に小型のデモ機を設置し、稼働環境下での連続処理能力や効果を検証。実運用での安定性を確認します。
  4. 本導入(後付け工事)
    効果の実証後、工場の稼働を止めずに既存設備への後付け工事を行います。新たな排水処理システムの運用をスムーズに開始できます。

排水サンプルテストは、下記よりお申し込みいただけます。

当メディアについてロゴ